ピースボートの船

ピースボートのオーシャンドリーム号は大きい船なの?いざ見学会へ

ピースボートの世界一周につかわれるのはどのような船?
ピースボートで世界旅行に行こうと思っている人は、どのような船で行くのか気になりますよね。船内見学会などがあればぜひ行ってみましょう。
今回はピースボートのクルーズでつかうオーシャンドリーム号についてご紹介します。

オーシャンドリーム号はどんな船?

トップデッキ

オーシャンドリーム号の客船情報
[総トン数]35,265トン
[全長]205m
[全幅]26.5m
[喫水]7.5m
[階数]11階建て
[乗客定員]1,422人
[建造]1981年12月1日
[備考]フィンスタビライザー(横揺れ防止装置)装備
[船籍]パナマ船籍
[船級協会]ジャーマンロイド
[造船所]デンマーク

 

 

 

 

ピースボートの船はアメリカの船会社から借りているクルーズ船
ピースボートのクルーズは、シーホークコーポレーションというアメリカの船会社から借りたチャーター船を利用して行っています。そのために、何年かに一度、航行船が変わります。フェリーのような船を借りて世界一周のピースボートクルーズを行っていた時期もあるようです。現在ピースボートのクルーズでつかわれているのは、造船技術で定評のあるデンマークで作られたクルーズ客船「オーシャンドリーム号」です。

ピースボートクルーズでお客さんが使うフロアは?
ピースボートクルーズに参加するお客さんが使用するのは、オーシャンドリーム号の4階~11階になります。ピースボートのスタッフや通訳ボランティア、旅行会社の社員や、船の乗組員であるクルーは3階以下を使います。わたしがクルーズに乗船する前にもらった「乗船に関するご案内」の内容と自分の体験談をもとに、各階の特徴と、それぞれの階がどのように使用されるのかを紹介していきます。

オーシャンドリーム号 4階

オーシャンドリーム号4階

リージェンシーレストラン(メインダイニング)

食事ができる場所はいくつかありますが、そのひとつがメインダイニングのリージェンシーレストラン。食事ができる定員は400名ぐらいとのことです。朝食・昼食・夕食の1日3回の食事を楽しむことができます。夕食の時間はクルーズによって変わることがあるかもしれません。ごはんは白米、玄米、お粥から選べます。
朝食
[朝食] 6時30分~8時30分
[昼食] 11時30分~13時30分
[夕食] 前半食17時~ / 後半食19時~

船には900人もお客さんが乗っているので、毎日誰かしらが誕生日ということになります。レストランにいる人たちでバースデーソングを歌い、お祝いをします。誕生日を迎えた人には無料でケーキのプレゼントもあります。

医務室

医師、看護師がいます。診療時間は船に乗ってから確認してみてください。わたしは一度も医務室にいかなかったので、写真を撮るのを忘れてしましまいました。

オーシャンドリーム号 5階

オーシャンドリーム号5階

レセプション

レセプション
ホテルのフロントと同じです。部屋がオートロックなので、例えばルームキーを部屋に置いたままドアを閉めてしまった時など、困ったことが起きたときに利用します。船内で拾った落し物を届ける場所もここです。
日中の時間帯は日本語が話せるレセプショニストのスタッフがいます。深夜の時間帯は外国人スタッフが対応してくれます。船を途中で離脱し、再び合流する際の手続きの相談などもレセプションで行えます。

ツアーデスク


ここでは、地球一周中に訪れる寄港地のオプショナルツアー関係の手続きができます。新たなオプショナルツアーに申し込んだり、申し込んだオプショナルツアーをキャンセルしたりすることができます。

出入り口

オーシャンドリーム号を乗船・下船する際の出入り口です。出入り口は舷門と呼ばれ、寄港地によって船の右舷側になるか左舷側になるか変わりますが、わたしがピースボートに乗ったときの経験ではそれぞれの確率は半々くらいです。

オーシャンドリーム号 6階

オーシャンドリーム号6階

パシフィック

pacific
自主企画で使われる20平米ぐらいのスペースです。卓球などの企画によく使われるほか、小規模の話し合いにも適しているため、ミーティングスペースとしても使われています。

アトランティック

atlantic
パシフィックのとなりにあるスペースです。使い方はパシフィックと同じです。

売店

shop
生鮮食品は置いていないコンビニだと思ってください。ポテトチップス、ポッキー、カラムーチョなどのスナック菓子はもちろん、チョコレート、飴、ゼリーやアイスクリームなども売っています。ピースボートのゆるキャラ「シップリン」グッズ(ボールペン、クリアファイル、タンブラーなど)も置いています。
shop03shop03
その他にも、売店ではピースボートにゲストとし乗ってこられた方々の関連グッズが扱われています。ゲストの著作を買うと直筆のサインしてもらえることも!とってもいい記念品になりますね^ ^日本に手紙を送るための切手も売っています。

デジタルカメラプリントサービス

photoshop
写真を現像するコーナーです。デジカメやスマホなどで撮影した写真を船で出会った友達にプレゼントするときに使います。自分の写真を使ってオリジナルポストカードを作ることもできるので、家族や友人に宛てて郵送することもできます。

美容室

約3ヶ月間も続く旅では当然髪が伸びます。寄港地で散髪すると安いことも多いですが、笑えるような(あるいは笑えないような…)髪型になってしまうこともしばしば(笑)。
女性だと安心できる人に切ってもらいたい方が多いですよね^ ^
そこで人気なのが船内の美容室です。カットやパーマ、トリートメントの他、スタイリングもしてもらえます。ここぞという特別な日に好んで利用される方が多かったようで、予約制です。

オーシャンドリーム号 7階

オーシャンドリーム号7階

ブロードウェイ


ピースボートクルーズを行うオーシャンドリーム号の船内で一番広いスペースです。
定員は500名とのこと。このブロードウェイでは、乗客全員が集まる寄港地紹介イベントやウェルカムパーティーなどが行われます。水先案内人と呼ばれるピースボートのゲストが講演会を行うのもここです。映画上映などもやっていました。

英語/スペイン語教室

ピースボートの洋上には、英語・スペイン語を集中的に学ぶことができる、語学プログラム「GET(Global English / Espanyol Trainningの略)」があり、そのレッスンを行うクラスルームです。5-8名の生徒に対して1名の先生が付き、クルーズ中100日間勉強します。わたしの友人の多くもGETを受講していました。GETを体験した周りの人は、英語のレベルが高まること以上に、英語が好きになった!という感想を言う人が多かったです。

セミナールーム

ここは隠し部屋です(笑)。洋上でココロもカラダも元気になろうという『健康教室』というプログラムに主に使われていました。

キッズルーム

ピースボートには、小学校入学前の、いわゆる未就学児も乗っています。その子たちのために、世界一周中の船の上に保育園があるのです。保育をコーディネートするのは資格を持った保育士の先生方です。日中の時間帯は子どもたちを預けることができるので、親御さんも船内で自由に自分の時間を過ごすことができます。親御さん同士の交流もうまれます。

キッズプール

子どもたちが使用する浅いプールがあります。

オーシャンドリームゴルフ倶楽部

打ちっぱなし 50球500円
クラブもレンタルできるゴルフスペースです。手ぶらで船に乗ってきてもゴルフができるようで、わたしは使ったことはありませんが、ゴルフ好きの人は毎日のように通っていました。

オーシャンドリーム号 8階

オーシャンドリーム号8階

スターライト

スターライト
ピースボートが使うオーシャンドリーム号で、ブロードウェイの次に広い、定員200-250名ぐらいのスペースです。ヨガやサルサのレッスン、社交ダンスなどに使われていました。カルチャースクールで使われることもあります。夜になると、ディスコやビートルズナイトなど、ラウンジ企画が行われたりします。

フリースペース・アゴラ

どっしりとした椅子が40脚ほど置かれているオープンスペースがアゴラです。落語の上映や無料の語学教室をやっています。お昼前後の時間帯には、自主企画の受け付けを行っています。夜になると「恋のから騒ぎ」など、若者が企画を行っている場面がよくみられます。仕切りがないので、暗くしてプロジェクターで投影をするなどは難しいですが、オープンスペースだからこそ通りがかりの人も企画に参加しやすく、人気の場所となっています。

フリースペース・あん

日本で小さな家を意味する「庵(あん)」が由来といわれるこのスペースには、畳が敷かれています。早朝には、早起きをしてストレッチをしている人がいたりします。日中は待ち合わせの場所になったり、「一緒にゴハンを食べに行こう!」などの呼びかけ企画で使われたりします。茶道のお茶会で使われていることもありました。

フリースペース・パルケ

わたしはピースボートのオーシャンドリーム号で世界一周をしましたが、パルケの場所は最後までうまく説明できませんでした。字も曖昧です。全部カタカナ?それとも一部ひらがな?パルケ?パるケ?…それがパルケなのです。

ピースボートセンター

備品の貸し出しをしています。テニスラケットやバスケットボールなどのスポーツ用品、ウノやトランプなどのカードゲーム、ハサミ、セロハンテープ、マジックなどの文具類など、幅広く揃えてあります。世界一周の航路に含まれる国の情報ガイドブック『地球の歩き方』の貸し出しもしています。コピーカードを購入すると、ピースボートセンターのオープン時間中であればコピー機を使用することができます。

図書スペース

図書コーナー
小説、新書など数々の書籍があります。新聞も閲覧できます。新聞は寄港地でまとめて船に届くため、いつもその日のものが読めるわけではありません。クルーズの航路や寄港地にもよりますが、100日間の船旅の間に7-8回、新聞が合流するポイントがあった印象です。毎日の主要なニュースは、図書スペースの隣にネット記事を印刷したものが貼りだされます。

囲碁・将棋・麻雀コーナー

将棋
ここでは囲碁、将棋、麻雀が大好きな人たちが集まり、朝から深夜まで楽しんでいます。「やり方がわからないけど興味ある!」という人は、勇気を出して声をかけてみましょう!忙しくて断られることもありますが、ほとんどの場合喜ばれ、とても丁寧に教えてもらえます^ ^
わたしもそのように船内で教えてもらいハマってしまったひとりです。麻雀大会にまで出場しました!おそるべし麻雀!!

カサブランカバー

カサブランカバー
船内に数あるバーの中でもゆっくりしっとりしているのがカサブランカバー。ピースボートは船内のどこでも交流が多く、にぎやかで楽しい雰囲気です。たまには少し落ち着いてゆっくりお酒を飲みたいな〜というときには、カサブランカバーが絶対的にオススメです。バーですがコーヒーもおいしく、わたしが毎日挽きたてのコーヒーをテイクアウトしていた場所でもあります。映画の名作『カサブランカ』を模して作られたスペースです。

ピアノバー

写真を見てわかるように、ピアノの鍵盤がいたるところにあります。すっごく個性的なスペースですが、日中は詩吟や俳句会などの自主企画のためのスペースとして使われていました。夜は生演奏を聴きながらお酒をたしなむ…オトナな雰囲気です。シニアの皆さんにに人気のバーです。

インターネットスペース

パソコンスペース
インターネット閲覧用に、デスクトップパソコンがいくつか並んでいます。ワードやエクセルなどはインストールされていないので、インターネット以外には使えません。インターネットを利用するときは、売店でインターネットカードを買う必要があります。衛星回線を使うので、通信速度はとても遅いです。インターネットカードを購入すれば、Wi-Fiを使ってインターネットに繋げることができます。ただし、Wi-Fiに不慣れな人にはお勧めしません。インターネットカードはテレホンカードのように分数制のため、接続方法に四苦八苦しているうちにインターネットカードを使い切ってしまうからです。そのような人は、寄港地から電話をするほうが手軽でいいでしょう。

オーシャンドリーム号の航路図


ピースボートが今どの位置を航海しているのかがわかります。インド洋、ホルムズ海峡、地中海、ジブラルタル海峡、ソマリア沖、大西洋、太平洋を通る時間帯などもわかります。

クラブバイーア


船内でもっとも夜遅くまで営業しているバーで、深夜3時ごろまでオープンしています。
オーシャンドリーム号専属の生バンドの演奏を聴くこともできます。夜にはカラオケもできるようになりますが、公共スペースなのでカラオケをするには勇気がいりますね(^^;)

喫煙スペース


日本と同じように喫煙する場所が限られています。外(デッキ)に出ないと吸えません。

プールデッキ

自動販売機
プールとジャグジーがあります。ひと泳ぎしたあとにはデッキチェアで気持ちよさそうに日光浴をしている人も多いです。近くにはアルコール飲料も販売している自動販売機もあり、ビールはなんと290円!!

オーシャンドリーム号 9階

オーシャンドリーム号9階

リドデッキ

リドデッキ
中央に大人用のプールがあります。リドデッキでは食事をすることもできます。リドデッキで提供される朝食は洋食中心です。

波へい
お昼は蕎麦、うどん、ラーメンなどの麺類が多く、夕食は丼ものが提供されます。
また、夏祭り、運動会など、多くの人が参加するような大型・大規模イベントはリドデッキで行われることが多いです。

波へいエリア(日中)

波へい
このスペースではなんと1日を通して5回、ドリンクやフードが提供されます。モーニングコーヒーに始まり、朝食、昼食、アフタヌーンティータイム、夕食…といった感じです。

波へいエリア(夜)

波へい
夜にはこのスペースは『居酒屋』に!老若男女楽しめる乗客同士の社交の場として親しまれています。日本国内の居酒屋と大体同じ価格帯です。

波へいエリア外(日中)

なみへい
海を眺めながら食事をすることができます。これがとーっても気持ちがいいんです。

波へいエリア外(夜)

波平
大海原を見ながらお酒が飲めるオープンバーになります。わたしはここで飲むドリンクが一番気持ちよく、美味しいと思っています。

オーシャンドリーム号 10階

オーシャンドリーム号10階

スポーツデッキ

スポーツデッキ
バスケット、サッカー、バレーボールができます。ボールが海に落ちないように、周りがネットで囲まれていますのでご安心を。ここで行われる球技大会は大盛り上がりです!

スポーツジム

ジム
トレーニングルームです。乗船前もスポーツジムに通っていたという人はここで体を整え、鍛えているようです。ただ、船内は忙しくなるので、徐々にジムを使わなくなるケースも多いようです。無料なので譲り合って使いましょう。

オーシャンドリーム号 11階

オーシャンドリーム号11階

最上階のサンデッキ

船旅でのんびり
ここがオーシャンドリーム号の最上階です。ジャグジーがあり、気持ちのいいオープンスペースなので、日光浴にもってこいです。

オーシャンドリーム号の船内見学会と評判は?

ピースボートの船
オーシャンドリーム号

ピースボートの船の評判をネットで検索すると、あまり良くないものがあったりします。オーシャンドリーム号は、船の建造に関する世界の標準が上がりつつある時に作られた船で、建造後もメンテナンスに多くの時間がかけられ、安全第一に航行されています。ですので、オーシャンドリーム号はネット上の評判より悪くないと思います。むしろ金額の割には良い印象です。

ネット上に悪い評判があるのは、ピースボートが過去に借りた船に不具合があって故障トラブルがあったことが原因のようで、当時の出来事がネットを通じて広がったからだと思われます。

過去ピースボートに乗船したことのある人たちからも話を聞きました。以前船のトラブルがあり、そのようなことが再びないようにと改善を図り、入念にチャーターしたのがオーシャンドリーム号とのことです。オーシャンドリーム号になってからの航行は非常に安全に行われてきたという事実と実績があります。特にメンテナンスとクルーの訓練の体制がしっかり整っているとのことで、実際にクルーの訓練は航行中も週に一度実施されていました。少し訓練が多い気もしますが、安心しますね(笑)

また、ダイヤモンドプリンセス号で新型コロナウイルスが蔓延した際、横浜港では徹底的に出入港予定の客船の検査が行われたようです。そのために出航を見合わせたり、横浜港ではない別の港へ行くように要請されたりする船もあったようです。しかし、ピースボートのオーシャンドリーム号は、日本の検疫管から船をあげての公衆衛生の取り組みが評価され、予定の時間通りに乗客を降ろし、また時間通りに出航させています。この新型コロナウイルスの一件も、ピースボートの衛生管理がきっちりしているという証明になっています。

船のランクはにっぽん丸と同等で、船内で従業員として働くクルーの中には、にっぽん丸やパシフィックビーナスで働いていたスタッフもいます。同じです。
船内の買い物精算は全てクレジットカードで行うことができ、乗船時にルームキーにカード登録をするので、とても身軽に過ごすことでできます

オーシャンドリーム号に船が変わってからピースボートはリピーターが増えている

悪い船であれば何度も乗船しませんから、リピーターの数はクルーズの評価基準の一つと考えていいでしょう。
新聞
リピーターが増えているということは、オーシャンドリーム号の評判は多くの参加者にとって『よい』ということだと判断して良いと思います。
口コミでの評価も高くなってきています。

クルー
外国籍の船内クルー

日本発着の世界一周を行っている船とその大きさ

ピースボートのオーシャンドリーム号を含め4隻の船が日本発着で世界一周をしています。船の大きさ順に並べてみると以下のようになります。
1位 飛鳥2 約50,000トン
2位 オーシャンドリーム 約35,000トン
3位 パシフィックビーナス 約25,000トン
4位 にっぽん丸 約25,000トン

オーシャンドリーム号を見学するには【0120-95-3740】へ電話

ピースボートの客船を実際に見てみたいという方は、ピースボートの問い合わせ窓口(0120-95-3740)に連絡して、見学したい旨を伝え、船内見学会の開催日を教えてもらいましょう。もし電話が繋がらない場合は、ピースボートのメイン番号(03-3363-7561)に電話をして教えてもらうこともできます。インターネットの場合はオフィシャルサイトから船内見学会の予約することもできます。いろいろな予約方法がありますね。

オーシャンドリーム号の船内見学会はどこで開催されるの?

船内見学会
ピースボートクルーズが日本に帰ってくるタイミングで、全国で船内見学会を開催しています。
見学会は、横浜、名古屋、神戸、福岡で開催されることが多いようです。
ピースボートは3か月という長期の船旅になります。船内生活に不安がある方は自分の目で船内の様子を見てみるのが一番だと思います。船内見学会ではこの記事で紹介したような公共スペースから、お部屋の広さや大きさがチェックできます。
近場で船内見学会の開催予定があれば、ぜひ参加し船を見ておきましょう。
船内見学会には毎回何千人も来場します。見るだけでも楽しいものですよ!