ピースボートのボラスタ

ピースボートのボランティアスタッフ制度の実態とオススメな理由

世界一周に行きたい!!

でも、飛行機や食事などにかかる費用が結構高い・・・

安く旅に行きたい!

そんな時に手っ取り早いのはピースボートのボランティアスタッフ制度なのです。略してボラスタと呼ばれています。

ボランティアと聞くと「ピースボートの船に乗ってからのボランティア活動なの?」と思うかもしれませんが、船に乗る前のお手伝いです。

お手伝いをすることで、ピースボートの世界一周の船旅に参加するにあたっての割引を受けることができます。

体験してみての感想としては…オススメです。

ピースボートのボラスタ
ピースボートで行く世界遺産

ボランティアスタッフになるための条件は?

特別な資格や条件はありませんでした。

誰でもOKです。

ボランティアスタッフの活動場所は?

全国にあるピースボートの支店(通称:ピーセン)が主な活動拠点となります。

東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、福岡県にあります。

ボランティアスタッフの年齢層は?

一番目に多い世代 20代
二番目に多い世代 60代
三番目に多い世代 70代
四番目に多い世代 10代

年齢層は、あくまで目安です。ピーセンの場所にもよりますし、その時期の状況にもよるというのが実態です。

ちなみに、16歳や87歳の方もボランティアスタッフとして活動し、割引制度を活用していました。幅広い世代の人たちが利用する制度です。

ボランティアの活動の内容によって割引額が違います

基本的な制度としては、お手伝いを1時間単位で自己申告して割引に換算していくというものです。
ボラスタとしてのお手伝いの種類にはこんなものがあります。カッコ内は1時間あたりの割引金額です。

1 ポスター貼り(1000円)
2 内勤作業(800円)
3 プロジェクト活動(ものによるが500円くらい)

ボランティアガイドブック
ボランティアスタッフガイドブック

ポスター貼り

ピースボートのボラスタの活動としてもっとも盛んなのがポスター貼りです。
簡単にいうと、各地のお店の人と交渉をして、ピースボートのポスターを店内などに貼らせてもらうというものです。会社で例えるならおそらく『営業職』にあたります。

もともとは1時間貼りに行くと1000円割引だったのですが、
「若者が参加しやすい船にする!」ということで、現在はポスターを貼らせてもらえた店3軒につき1000円割引となっています。

ちなみに、3枚貼れたら1000円割引という口コミもありますが、正しくは3軒貼れたら1000円割引です。同じお店で複数枚貼らせてもらえてもカウントは1です。これはピースボートで貰うルールブックにも記載があります(2016年現在)。

ポスター貼りはお店の人との交渉が必要なので、ボラスタの活動の中でも割引率が高いのが特徴です。

ピースボートのポスター貼りをやってみて、個人的な感想

最初は、同じようにボランティアスタッフをやっている先輩が一緒に来てれて、ポスターの貼り方を教えてくれます。一緒に貼りに行くと当然知り合いになれ、ピースボートに顔見知りができることになります。

そして、ピースボートに通いやすくなります(笑)。
今回5時間ほどポスター貼りをしてみた結果は【35軒40枚】でした。
割引額としては12,000円以上になりました。

ポスター貼りをすると、5軒に1軒ほどのペースでポスターの掲示を承諾してもらえます。
ほんとに感謝です。
感謝のあまりポスターを貼らせてくれたお店でご飯をいただきました(笑)。

ポスターはクルーズ毎に新しくなりますので、過去のポスターの貼り替えもOKです。

割引額の計算は3軒で1000円割引。
二枚以上貼った場合は10分間の割引になります。
※少しわかりにくいと思いますので、ぜひ直接ピーセンで聞いてみてください

ポスター貼りのコツは、とにかく場数(ばかず)を踏むことです。とにかく続けることで、1日に貼らせてもらえる数が少しずつ安定してきます。
どの場所(エリア)にポスターを貼りに行くかは、他の人との分担もありますので近くのピースボートセンターのスタッフさんと相談をして決めます。

内勤作業

内勤作業は各地のピースボートセンターで行う比較的単純な作業です。会社で例えるなら『事務職』といったところでしょうか。

内勤作業の多くはシンプルな作業です。

例えば:
・ポスター貼りで使う「ポスター」にテープシールを貼る
・テープシールのカット作業
・ピースボートの資料を送る「発送作業」
・パソコンのデーターベースにデータを入力していく作業
・ピースボートセンター内のお掃除
・ピースボートセンターの会計関係などの総務作業のお手伝い
などです。

内勤作業はピースボートセンターによって雰囲気がかなり違うようで、作業重視(つまり効率重視!)のセンターもあれば楽しくワイワイやっている(笑)センターもあるようです。

内勤作業をやってみて、個人的な感想

内勤作業には、ポスター貼りは体力的にちょっと…という年配の方やポスター貼りを休みたい若者、仕事の合間に時間ができたから来たという人など、色々な方がいます。
そういった方々との会話を楽しみながらワイワイ活動ができるのがメリットです。

作業しているスペースにはピースボートのスタッフさんもいるので、ピースボートに関する質問なども確認できます。
ピースボートのスタッフさんは、ボランティアスタッフとして割引を貯めていくための案も練ってくれるなど、乗船費用のプランニングの相談にも乗ってくれます。

その他にも乗船するにあたって確認したい点など、スタッフさんや他のボランティアスタッフとすぐに解決できるのがいいところです。

プロジェクト活動を通したボランティア

NGOピースボートならではの国際協力活動に関わることで、ボランティアスタッフとしての割引をためることもできます。それが「プロジェクト活動」と呼ばれるものです。

例えば以下のような活動があります。

UPA国際協力活動
ピースボートは船で世界をまわります。その船には、たくさんの物資を積み込むことができます。

その船ならではの利点をいかし、国内で集めた支援物資を世界各地に届けるのが、「UPA国際協力活動」です。UPAは「United Peoples Alliance」の略で直訳すると「人々の連合」となります。

ボランティアスタッフとしてこの活動に関わると、届け先が必要とする支援物資を集めるところから始まります。集めている支援物資を提供してもらえそうなお店や団体に連絡をして事情を説明します。
先方が物資を提供してもいいよとなると、提供してもらった物資を箱詰めし、届ける国別に仕分ける作業もあります。少しでもきれいな状態で現地の人たちに渡したいので、仕分けするときにはいただいた物資を綺麗に拭きます。

支援物資はクルーズの出発間際のタイミングで港まで持っていき、船に積み込みます。
クルーズが始まったら、船が届け先の現地に着いたところで物資を降ろし、支援先に渡すという流れです。

地雷廃絶キャンペーン(P-MAC)
ピースボート地雷廃絶キャンペーン(Peace Boat Mine Abolition Campaign)の略称がP-MACです。
ピースボートでは、カンボジアを中心に、地雷撤去の活動を支援しています。このプロジェクトのための街頭募金の活動もボランティアスタッフの割引の対象になります。駅前などで募金を集めます。

ピースボートのプロジェクト活動をしてみて、個人的な感想

わたしはUPA国際協力活動のボランティアスタッフを行ってみました。
集まってきた楽器を綺麗にしたり箱詰めしたりしました。他には、文房具屋さんからいただいたノートや鉛筆などを仕分けし整理する作業も行いました。

プロジェクト活動に参加するのは、国際協力活動に興味のある人たちばかりかと思っていましたがそうでもなかったです。仕分け作業をしながら何人かと話をしましたが、「はじめて国際支援活動に関わった。これがきっかけで途上国に興味を持った」という人もいました。

プロジェクト活動に参加すると、おのずと「途上国」の方のことを想像するようになりますし、やりがいがあると感じました。

どうやったらピースボートのボランティアスタッフになれるの?

まずは、ネットでボランティア説明会の日程を確認しましょう。
資料請求をしてからでもOKです。

資料請求をしたらピースボートから電話がかかってきますので、そこでボランティア説明会の日程について質問するのが簡単でいいかもしれません。

ちなみに参加するならボランティア説明会がオススメです。
旅行説明会もありますが、これは年配の方向けでボランティアの内容についてはあまり詳しく聞くことができませんでした(泣)。

近場のピーセンで開催されるボランティア説明会に参加すれば、ボランティア活動に関する疑問や質問をスタッフさんに投げかけ、答えてもらった後に、実際のボランティアをすることができます。通っているボランティアスタッフも紹介してくれます。

自分が住んでいる場所の近くでボランティアスタッフ説明会が開催されていなければ、ボランティアに興味があることをピースボートに電話で連絡してみましょう。

支援物資
国際協力活動

ボランティアスタッフで、どれくらい割引が貯まるの?

平均するとだいたい30万円分くらいだそうです。
でも実はこれは、30万円前後まで割引をためる人が大多数ということではありません。

実態は、『旅行代金の半額以上貯める人』(=30万よりかなり多く貯める人)と『少しだけボランティアスタッフ活動に携わって乗船する人』(=30万より少なく貯める人)の2グループに分かれるということみたいです。

ボランティアスタッフで、どれくらいの期間活動するの?

3~6ヶ月くらいが活動期間の平均だと思います。
わたしが知る限り、乗船を予定しているクルーズが出航する1年以上前からやっている人はいましたが、2年以上前からやっている人はいなかった印象です。

活動期間が長すぎると、つまり、あまりにも先のクルーズを目指しすぎると、モチベーションが続かなかったり、事情が変わって仕事が辞やめられなくなったりするようです。周りの状況がどんどんと変わっていき、結果的に諦めてしまう人が多くなるとのことです。

もちろん人にもよりますが「短期集中」のイメージで、ピースボートのボランティアスタッフをしている人が多かったです。
ピースボートのボランティアスタッフを経験して実際にクルーズに参加した友人が数人いますが、ボラスタとして「3ヶ月」や「5ヶ月」活動して世界一周の旅に出たと言っていました。

スケジュール
期間

29歳以下の若者ならさらにオススメ!

とにかく若者が地球一周しやすいのが『ピースボートの世界一周』です。
色々な世代の人がボランティアスタッフとして活動していると言いましたが、30歳以上だと、ボランティアスタッフとして貯められる割引に上限があります。

でも29歳以下だと、ボランティアスタッフ割引をクルーズ代金全額分貯めることができるのです!!!

つまり、実質0円(タダ、無料)で世界24カ国を巡れるということです!!!
29歳以下なら、これ以上お得な制度はないのです。

実際に全額分の割引を貯めた人がピースボートには結構多い

実質0円(タダ、無料)で地球一周(24カ国)をした人は多くいます。

割引率の高いポスター貼りをメインにすると、早ければ2~3ヶ月でクルーズ代金全額分の割引を貯めることも可能です。どうやったら全額分貯めることができるのかのプランの相談も、ピースボートセンターに行けばすることができます。

さきほど「ボランティアスタッフの活動期間」のところで説明した通り、短期集中で貯めるのがモチベーション的にはよいでしょう。

短期間で集中して、「負けない!絶対世界一周してやる!」という気持ちで活動するのが全額分割引を貯めるコツです。