ピースボートの悪評

[怪しい][最悪]などの検索ワードが表示されるピースボートでボランティア体験!

ピースボートボランティアスタッフ制度の体験談です。ピースボートについて調べたことがある人は、検索ワードで「悪評」や「乱交」(笑)のほかに「ボランティア」と表示されるのを見たことがあるかもしれませんね。

ピースボートについて少しでも知識がある人は、「ピースボートボランティアスタッフ」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。しかし、実際にどんなことをして、どのような恩恵があるのかを知らない人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、半年間ピースボートでボランティアスタッフの活動をしていた私の体験を踏まえてお伝えします。

ピースボートボランティアスタッフとは

まず皆さんに知っておいてほしいのは、このボランティア活動は乗船中の清掃活動でもなければ、町の清掃活動などの慈善活動でもないということです。初めての方は、「ボランティア」という言葉から、よくこんな活動を連想してしまうと思います。

ピースボートのボランティア活動とは、世界一周のお手伝いに関わるという活動です。その結果、船賃の割引にもつながっていきます。割引もあるし、人と交流もできる。それが自分のためになっているという一石二鳥の活動なのです。では、どのような恩恵があるのでしょうか?

それは完全歩合制で、やった分だけ船賃が割引されるという仕組みです。この船賃割引は、35歳未満の全ての人に対して最大で船賃全額が割引対象になる、非常に優れた制度です。

具体的には、4人部屋で窓のない「フレンドリーバジェット」(通常129万円で、時期によっては99万円になることもあります)のみが適用されます。

この割引制度を利用すれば、お金がない若者でもピースボートに乗ることができます。若者がピースボートで世界一周に行くことができる理由が納得できるでしょう。

ちなみに、他の部屋や35歳以上の方でも、半額までの割引が適用されます。私もボランティアスタッフとして2ヶ月間関わりましたが、それでも60万円まで割引を貯めることができ、世界一周に行くことができました。

ピースボートの説明会

どのようにボランティアスタッフになるのか。まずはご自身の近くで行われるピースボートの「旅行説明会」や「ボランティアスタッフ説明会」に参加することがよいです。そこでボランティアスタッフ制度の説明を受けます。

内容を聞いて納得できれば登録用紙にサインする。これだけで、誰でもボランティアスタッフになることができます。

適性検査や難しい試験も何もありません。本当に誰でもボランティア登録ができちゃうのです。

ちなみに「旅行説明会」は、日本全国ほとんどの都道府県で行われています。説明会の日程スケジュールはピースボートのサイトを見て確認しておきましょう。

誰でも登録ができるボランティアスタッフ。わたしが知っているだけでも、小学生から90歳の方まで幅広くボランティアスタッフ活動をされています。では、どのような活動内容なのでしょうか?大きく分けると「内勤活動」と「ポスター貼り」になります。

ボランティアスタッフの内容

福岡、大阪、名古屋、横浜、東京の全国5ヵ所に「ピースボートセンター(事務所)」があります。ボランティアスタッフは、最寄りのピースボートセンターがご自身の仕事事務所になると思います。

内勤ボランティアの割引額

「内勤活動」を説明していきます。これはピースボートセンターが近くにある人のみが参加できます。近隣にセンターがある方はラッキーですね。近くのピースボートセンターに訪れて、内勤ボランティア活動を行います。

内勤のボランティアスタッフ活動は多岐にわたります。基本的にはポスター貼りのための準備作業を行います。具体的には、ポスターの裏に両面テープを貼ったり、その両面テープをカッターで切ったり、ポスターに貼るための資料請求用ハガキをビニールに入れたりする作業です。これらの作業は誰でも比較的簡単にできる内容です。

簡単な軽作業であるため、内勤活動に参加している方の多くはご年配の方々でした。35歳未満の場合、1時間につき1000円と高額です。35歳以上でも1時間800円が支払われます。また、割引額も改訂されることがあります。退職された方も割引を貯めることができるので、うれしい限りです。

ピースボートのポスター貼りの割引額は?

わたしが60万円分の割引を貯めたときは、ほとんどこのポスター貼りで貯めました。

しかも2ヶ月で60万円貯めることができました。月給30万円と考えると、なかなか凄いことですよね?そう、このポスター貼りは頑張れば短期間で割引を一気に貯められるのです。

早い人で2ヶ月で船賃全額(129万円)を貯めた猛者がいるというのには驚きます。ポスター貼りは時給制ではなく、完全歩合制です。

3軒に1枚ずつポスターを貼ると1000円の割引が発生します。このポスター貼りにはいくつかのルールややり方があります。

ピースボートのボランティアスタッフになる際には、約5分の規約説明を受けます。それとは別に約15分のポスター貼りの説明も必要です。

そして、初めてポスター貼りのボランティアスタッフをする場合は、ベテランスタッフが先生となってサポートしてくれます。

ポスター貼りに実績のあるボランティアスタッフの元で2日間の「初心者講習」というものを受けます。

ポスター貼りは1時間だけでも可能ですが、短期間で全額割引を貯める人は、通常10時から20時まで貼っていますので、覚えておきましょう。わたしもポスターを1ヶ月程貼ってから、ベテランスタッフになることができました。

ポスター貼りをする方には、是非このベテランスタッフを目指して挑戦してみてください。

世界一周ポスターを貼るコツと流れ

① ピースボートセンターに行き、貼るエリアをもらう。 ポスターはどこでも貼って良いというわけではありません。地図帳で細かくエリアが分けられており、そのエリアで過去に平均何枚くらい貼れたのかという数字が出されています。そこからピースボートのスタッフに相談し、貼るエリアを決めます。エリアが決まったら、ポスターを貼りに行きます。

② ポスター貼りの準備をして、出発! ピースボートセンターで貼るポスターを確保したり、貼るための備品を揃えます。

③ エリア内のさまざまな店舗に交渉する。 もらったエリア内でお店に入り、ポスターを貼る許可を取ります。猛者と呼ばれる人は、高級ジュエリーショップ、保育園、法律事務所、病院など、どんな店舗でも入っていくことができるようです。これが短期間で割引をためる秘訣です。

④ ピースボートセンターに戻り、集計を行う。 貼ったポスターの証拠として、「ご掲示カード」と呼ばれる用紙にお店の人からサインをもらいます。そのご掲示カードをもとに、本日のボランティアスタッフ割引額を計算し、割引額を導き出します。

⑤ 専用のパソコンで割引を入力する。 割引額をピースボートのパソコンに入力します。この割引は現金ではなく、ピースボートクルーズの船賃にのみ使えるものです。そのため、どのくらい割引が貯まっているかはパソコン内の数字で確認します。この数字が増えるたびに、世界一周までの距離がどんどん縮まっていることがわかります。

乱交・怪しい・最悪のまとめ

色々と説明させていただきましたが、ボランティアスタッフについて少しはイメージが持てたでしょうか?これを言ってしまうと、このサイトの意味がないのですが、「百聞は一見にしかず」という言葉があります。実際にピースボートセンターに足を運び、体験することで理解が深まることでしょう。

次の記事では、ポスター貼りに特化したルールやお得情報、さらにはコツなどを紹介したいと思います。これは実際にポスター貼りをしている人にとっても必見の情報でしょう。