ピースボート体験

ピースボート参加者
ピースボートの旅って楽しいの?、本当に安心安全なクルーズ?、安心して親族にピースボートを勧められる?などの疑問に、実際にピースボートに乗船した私が経験や体験、取材をふまえて答えます。

これがピースボートの真実!実際に乗ってわかったピースボートの噂と真相を暴こうじゃないか!

ピースボートの食事は美味しい?

世界一周の食事ン

ピースボートの食事は美味しくないという噂をよく耳にします。
10年以上前に乗り今回リピーターとして2度目の乗船した方と、今回初めてピースボートに乗船した20代の若者に話しを聞き、情報収集してみました。

年配女性:『以前は濃い目の味付けで若い人向けに作られている感じがしたが、食事がまずいと思ったことはない。豪華客船をイメージして乗船した方は「毎日洋風のオードブルが提供されると思っていたのに…」と文句を言っていた。』
年配男性:「昔は洋食が多かった印象があり、洋食が毎日続くと飽きていたことを思い出します。ご飯にふりかけをかけて味噌汁とさらっと食べたいときもあった。今の船は食事のバリエーションが増え、和食も選べるから食べ物の不満は全く無くなったよ。」

初めて乗船した若者:「いやー、想像してたより豪華でした!ネットで酷評されていたのでお腹いっぱいになればイイや、ぐらいに思っていたんですが、味も量も合格点です!」

ピースボートが昔使っていた船では、出される料理や味付けに不満を言う人が多かったようですが、船を替えてからは食事のグレードが上がっているように見受けられました。

船内のレストランは2ヶ所あり【メインダイニング】と【サブダイニング】で食事の用意がされています。
どちらで食べるかは自分で選べるようになっています。

以下のようなメニューが多かったように感じます。

■朝食(バイキング)【メインダイニング】
白米、玄米、おかゆ、煮物、お味噌汁、納豆、うめぼし、漬け物、のり、ふりかけ、切り干し大根、魚料理、卵料理、珈琲、日本茶など

■朝食(バイキング)【サブダイニング】
パン、ベーコン、フレーク、サラダバー、ヨーグルト、牛乳、コーヒー、紅茶、ジュース、フルーツなど

■ブランチ(朝食と昼食を兼ねた食事)【サブダイニング】
おかゆ、パン、ベーコン、フレーク、ミルク、コーヒー、果物など

■昼食(バイキング)【メインダイニング】
グラタン、からあげ、チキンピカタ、サモサ、チャーハン、炊き込みご飯、肉じゃが、煮物、ローストベジタブル、お肉料理、白米、玄米、珈琲、お茶など

■昼食(バイキング)【サブダイニング】
ラーメン・うどん・そば・フォーなどの麺類、サンドイッチ・バーガー類、ピザ、パスタ、ポテト、コーヒー、サラダバー、コーヒー、紅茶など

■夕食(コース料理)【メインダイニング】
前菜、スープ、メインディッシュ、デザートなど
※コース料理の内容は和風・洋風・中華など日替わり
食事

和食例:ちらし寿司、お野菜の煮物と巾着餅、お吸い物、茶碗蒸し、漬け物、デザート
洋食例:洋風サラダ、スープ、ハンバーグやフライのプレート、デザート

■夕食(バイキング)【サブダイニング】
牛丼、親子丼、ジンギスカン丼、豚丼、カツ丼、麻婆丼などの丼もの

【メインダイニング】と【サブダイニング】の2カ所、どちらかで食事ができます。
乗客の中には2カ所をはしごして、お腹いっぱい食べ過ぎている人もいました。

◆早朝には、モーニングコーヒー【サブダイニング】
朝食の前にコーヒーを飲むことができます。

◆アフタヌーンティー【サブダイニング】
わかりやすく伝えると3時のおやつ、15時頃から提供され、メニューはケーキ、シュークリーム、クッキーなど。コーヒーや数種類の紅茶の用意もあります。

1日3度の食事に加え、朝日を見ながらのモーニングコーヒーとおやつのアフタヌーンティーがあります。
現在の船になってから料理のバリエーションが増え、食事をより楽しむようになっているそうです。
よっぽどグルメでないかぎりは、満足できるでしょう。つい食べ過ぎてしまい体重が増える人も多いとか?!

ピースボートの船内は暇?忙しい?何をして過ごしてる?

寄港地の屋台

港に着くまでの洋上は船内で生活することになります。「ひまだな~」と予想している人は考えが古いかもしれません。最近のクルーズ船は乗客が楽しめる要素がたくさん仕掛けられています。
一般的な船旅は移動時間、いわゆる洋上生活期間にショーなどを観て楽しい時間を過ごしますが、ピースボートは一般的な船旅とは少し異なります。

ピースボートで人気なのは「自主企画」と呼ばれるイベントです。
乗客の中には、どこかで何かを教えた経験のある人もいますし、多彩な趣味/特技を持つ人もいます。様々な経験のある乗客たちが先生や企画者になることができるのです。

フォークダンス、ハンドベル、カメラ教室、南京玉すだれ、折り紙教室、ゴスペル、ハーモニカ、茶道教室、合唱、歌声喫茶、俳句の会、就職支援、手品教室、サッカー、バスケ、ストリートダンス…などなど!多種多様な企画が目白押しです。UFOを呼ぼう!というパロディ企画もありました(笑)どんな企画に出会えるかは乗ってみないとわかりません。

企画にはほとんど行かず、デッキに出て日光浴を楽しむ人や、囲碁、将棋、麻雀をしている人、プールやジャグジーで遊んでいる人もいます。

ピースボート主催の企画には、ゲストを招いての講演会やショー、イベントなどがあります。
このゲストのことを水先案内人(水案=みずあん)とピースボートでは呼んでいます。水案には各界の著名な方が名前を連ねます。

組織に属さず個人で働くフリーランスの先駆者である安藤美冬さんや、テレビでよく見るジャーナリストの池上彰さん、EXILE(エグザイル)のUSAさん、女優の東ちづるさん、料理研究家の枝元なほみさん、音楽評論家の湯川れい子さん、著書『がんばらない』で有名な諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さん、国際政治学者の高橋和夫さん、映画『チームバチスタの栄光』・ドラマ『ブラックペアン』原作者の海堂尊さんなど、多くの有名人が乗船しています。

ピースボートは宗教活動や特定の政治活動に協力していると耳にしますが、船内で宗教活動を勧められることはなかったし、特定の政党を応援することもありませんでした。国際平和や政治について学ぶ機会はありましたが、大学で学ぶ内容をより深く知ることができたような印象です。ピースボートの設立者で政治家になった辻元清美さんの印象が、なんとなく政治活動をしているようなイメージに結びつけているだけのように思います。

結論:「毎日を忙しくすることもできるし、のんびり過ごすこともできる。個人の意見が尊重される空間なので自分の好きにゆっくり過ごすことも楽しめます!」というのが正しいでしょう。

乗客が900人も集まれば、生きた年数も見てきた物も、育った環境も違います。バックグラウンドが異なる人々が集うので、船内はまぜこぜで大忙しとなっています。世界一周している間に趣味や特技が増える可能性は高いと思います。

ピースボートに乗船して不満?満足?意見がそれぞれ。意見が多いの果たしてはどっち!?

ノルウェーのバザー
私自身、世界一周をピースボートでしようと思ったとき、宗教、政治活動があるか?お金はいくらぐらい必要か?どんな人が乗っているのか?など、すごく不安がありました。ネットで調べれば調べるほど不安が募りました。でも世界一周して色々な国に行きたい気持ちが大きかったので、もっとピースボートについて調べるようになりました。

分かったことは、ピースボートの悪評を書いているサイトは、船に乗ったことがない人が多かったのです。ネガティブな発信をしているサイトはピースボートがする国際交流などが嫌いな人たちでした。よくある発言は差別的なコメントが多く、左翼と評判されるページもありますが、実際ピースボートに乗ってみると気にしている人は居ませんでしたし、ピースボートで働くスタッフは「右翼でも左翼でもどちらでもない」と言っていました。右翼・左翼など二極化する考えは、現代ではもう古いのかもしれません。

本当にピースボートに乗船した人のサイトもいくつか見つけました。「世界一周感動した!」「とっても楽しかった!!」「リピーターになる気持ちが分かる」などのコメントがありました。乗船者が作ったサイトの中には「もっとサービスしろ!」と不満を漏らすページもありましたが、実際に乗船した方は総じて満足度が高いように感じます。

私がピースボートに乗ることを決意した理由①
〜ピースボート体験者の声〜

私が船の乗船を決意できたのは【SNS】のおかげです。
ツイッターは匿名での投稿が多く信用できませんが、インスタグラムやフェイスブックで『ピースボート』と検索すると、現在クルーズに参加している航海中の人や過去に乗船した人の体験写真や真実のコメントがでてきます。インスタグラムやフェイスブックなど【SNS】を見るポイントは、本人が実名でコメントを見つけると、顔の見えない匿名コメントより信用できます。

結論:乗客は1000人近くいるため不満を言う人も出るが、大半はピースボートの船旅を楽しんでいる。毎回200人から350人がリピーターになり2周目・3周目の世界一周をしているそうで、年ごとにリピーターの人数が増えるのは、ピースボートでの旅を楽しんでいる何よりの証拠と言えるでしょう。

私がピースボートに乗ることを決意した理由②
〜これまで乗船したゲスト〜

ゲストは全員ボランティアで、メディアでも有名な方々が手弁当で乗船していると聞きました。説明会に参加したときに見た映像で「こんなに有名な人がピースボートに乗っているのか~」と関心したことを覚えています。

手塚治虫さん(漫画家)
手塚治虫
日本漫画会の神様といわれる手塚治虫さん。有名な代表作は「鉄腕アトム」、「ジャングル大帝」、「リボンの騎士」などがあります。設立当初のピースボートに乗船し中国の方々と漫画を描いて交流を行ったことがあるようです。現在のオーシャンドリーム号では息子さんで映画監督をしている手塚眞(てづかまこと)さんが乗船されています。

池上彰さん(フリージャーナリスト)
池上彰
NHKを退社後はフリータンスのジャーナリストとして活動されています。社会や世界についての歴史を分かりやすく丁寧に解説してくれ、誰もが知っているジャーナリストです。政治や選挙に関する番組でも政党問わず切り込んで質問する姿も有名です。シリーズ書籍「池上彰のそうだったのか」はテレビで取り上げられ、一緒にピースボートに乗りたい人ベスト1位です。

私がピースボートに参加した時は、こんな方々が乗船していました!

坂東眞理子さん(元副知事/大学理事長)
坂東眞理子
元埼玉県副知事、昭和女子大学理事長をされ、テレビや執筆、大学運営とパワフルな女性の印象です。2010年代に大ヒットした著書「女性の品格」を執筆された方です。経歴も素晴らしいですし、とても社交的な性格でした。いつも気さくに声をかけてくださり一緒にお食事をしたこともあります。一度会えば誰もが憧れる素敵な女性でした。

海外でも有名なピースボートは、訪れた先で急遽ゲストが乗船してくることもあります。
例えば「世界一貧しい大統領」で名を知られている…

ホセ・ムヒカさん(元ウルグアイ大統領)
ホセ・ムヒカ大統領
世界的にも有名な大統領で、国連本部での心揺さぶるスピーチを聞いた方が多いのではないでしょうか。なんとホセ・ムヒカ大統領は、ウルグアイにオーシャンドリーム号が着く数日前に乗船が決まったようで、過去には、中米ニカラグアの大統領やキューバのカストロ議長に出会ったり、歴史的にも有名な人物に歓迎してもらってるよう。ピースボートは日本よりも海外の方が広く知られているようです。

ピースボート恋愛事情の正体とは


世界一周を通して好きな人ができる可能性は高いです。
夕日、星空、水平線やオシャレな寄港地などのシチュエーションもありますが、それよりも一人一人が持つ魅力に気づくチャンスが多くあるからだと思います。

みんなで寄港地を散策したり企画を考えることで、スムーズにいかず大変なこともありますが、乗客同士で計画することで人間力が増していくように感じました。約100日と長期間の旅で同じ空間に過ごしいると徐々に家族のようになっていきます。自分らしく自然体になり肩書きなどは関係なく、個人の魅力が見えてきました。
船の出会いがきっかけで結婚した友人もいます。世界一周を通じてお互いの良いところも悪いところも知れる空間がピースボートにはありました。

上下関係や肩書きでない、人との関わりを楽しむのがピースボートの醍醐味です。

私も好きな人ができましたが、何も言わずに降りちゃいました(笑)好きな人はできてもカップルになるは数組です。ほぼ全員がカップルになるのかと思ったのですが、、、(泣)
また、若者全員で乱交があるという噂がありますが、全くそんな雰囲気はなかったです。周りがそんなだったら100日間も一緒に過ごせんよね。もし噂通りだったらニュースになりますし、そもそも30年以上も世界一周クルーズを運営できないでしょうから(笑)

ピースボートの乗客はどんな人?スタッフは?

出港時手を振る
ピースボートの乗客は「世界一周したい!」と思っている人です。
乗船者の圧倒的多数は一人で参加しています。公式では1000人中700人が一人参加と言われているようです。私が乗ったときも一人参加がかなり多かったように感じます。

夕食でテーブルが一緒だった年配の方に話を聞きました。
その方は、一人での世界一周旅行は考えられなかったそう。一人参加が不安だったので周りの友人に声をかけてみたそうで、友人の一人が興味をもち二人で世界一周に申し込んだそう。
しかし、旅の準備を進めるうちに友人のモチベーションが下がってしまい、結局は一人で参加することになり、現在ピースボートに一人で参加し世界一周していると話してくれました。
この年配の方だけでなく、最初は二人で申し込んでも紆余曲折あり一人参加になるケースが多いようです。

一人参加に不安を抱く人は多いですが、そういった不安を取り除くイベントを出発前に行っています。
そのイベントでは、船内生活の案内を具体的に聞くことができますし、何より同時期に同じ船で世界一周しようとしている方々と乗船前に顔合わせができます。
私はどんな人が一緒に乗船するのか知れることで不安が軽減されました。イベントには複数回乗っているリピーターさんも来ていることがあるので、話を直接聞くチャンスがあります。イベントはできるだけ参加しましょう!

ピースボートを救った!クラウドファンディング

cloudfunding
公開10時間で集まった支援の様子

コロナウイルスの影響でピースボートの船が出港できない状態です。そんなピースボートの運営がピンチになったときに、手を差し伸べたのが過去にピースボートに乗船したひとたちだったそうです。当時の10代、20代だった人たちが、クラウドファンディング(キャンプファイヤー)を立ち上げました。何十年も前にピースボートに乗って人生を変えられたという気持ちから立ち上げに尽力したそうです。もっとも大きいクラウドファンディングのキャンプファイヤーという会社で支援サイトは立ちあがりました。クラウドファンディングのページを見てみると、ピースボートに乗った人たちから、たくさんの応援メッセージが集まっているのがよくわかります。
messege
数100名から応援メッセージが集まっています。メッセージの内容は「ピースボートで進路が変わっていま海外で勤務している」というひとや「旅をして信念と決断が育まれた」、「生き方が豊かになった」、「人生を遂げるパートナーができた」などのメッセージがありました。普通の旅では得られない体験がピースボートにはありそうなのがわかります。
また、クラウドファンディングをやったことがないシニアさん達からは寄付支援が届いているようです。
このことから、ピースボートの旅には体験しないとわからない魅力があるのだと思います。

オリンピックのホテル船で使用予定だった豪華客船をチャーター

sanprincess
JTBが世界一周クルーズで使用した豪華客船「サンプリンセス号」を、ピースボートが借り受けることになりました。この「サンプリンセス号」は名前を新たに変え「パシフィックワールド号」として生まれ変わります。コロナウイルス対策としてバルコニーが多く外気を多く取り入れることを目的にピースボートはチャーターしたようです。「パシフィックワールド号」は7万トンのメガシップ船です。乗船者数は「ゼニス号」と同じ1500名。船の大きさと1500人で割るとそれなりのソーシャルディスタンスはとれる計算です。

ピースボートのまとめ

旅立ち
経験者の本当の評価や評判を聞いてから、ピースボートの世界一周に行くのがベストです。
ピースボートの研究をするときは匿名性(誰が書いたのか分からない)のある記事や言葉は真に受けない方がいいでしょう。必ずやってほしいことは、顔が分かる人の信憑性のある言葉を聞くことです。そのために身近でピースボートに乗船した人がいないかを探してみてください。例えば、乗船経験者が友人の友人であった場合も直接会って話しをしてみることをオススメします。
もし見つけられなければ、SNS(インスタグラム、フェイスブックなど)でピースボートの状況を把握するのが良いでしょう。なんの写真が掲載され、どんなコメントをしているのか客観的に見ているだけでも参考になります。