衝撃!36回で返金『世界一周みらいチケット』って何?ジャパングレイスはコロナ倒産に?

ピースボートクルーズを運営している旅行会社ジャパングレイスから一通の旅行代金返金についての封書が母の友人宅に届いたようです。
コロナウイルスによって旅行業界全体的に大打撃を受けていると書かれていました。とうとう倒産するのでは?と思ってしまいます。封筒に入っていたのは、取り消ししたひとは36分割で返金するという書類です。36分割も衝撃的ですが、わたしは一緒に入っていた『みらい乗船券』に興味を持ちました。これはどういうものなのでしょう。コロナによって倒産しているところもでてきています。大打撃を受けているジャパングレイスなどの旅行業界がおかれている状況も併せて解明してみたいと思います。

ジャパングレイスから届いた36回分割返金の書類

ジャパングレイス の要和弘社長からの手紙が入っていました。
みらいチケット
書いていることを簡単にいうと
・コロナウイルスの影響で旅行業界は多大な影響を受けている
・短期間で1000ぐらいのキャンセルがあったので一括返金すると運営がなりたたない
・安定した経営を行うため返金は36分割にしてもらう必要がある
・108兆円といわれる公的金融機関からの融資手続きもしている
・ほかの案がないか考えて、『みらい乗船券』をつくりました
というものでした。

緊急事態宣言でジャパングレイスの営業時間が変更

営業時間
コロナウイルスの流行と、政府の緊急事態宣言の発令によりジャパングレイス の営業時間が変わっていました。
通常時)10時~17時
 緊急時)11時~15時
https://www.japangrace.com

「みらい乗船券」の案内がジャパングレイスから届く

エントリー用紙
いま預けている代金を、みらい乗船券に振り替えると1.3倍になる制度が「みらい乗船券」です。「世界一周のチケットを事前に購入すると次回格安で行けるよ」というものです。オプショナルツアーや諸経費など、すべての支払いに使えるそうで、無期限かつ名義変更も可能なのだとか。コロナ倒産をしないようにいろいろ考えますね。

いままでのピースボートでは、ボランティアスタッフ制度で船賃の割引はあっても、ビザ・チップ・海外旅行保険・オプショナルツアーは現金のみだったはずです。みらい乗船券は、ピースボートクルーズすべての料金に対応してくれるようです。

<ルールはこちら>
①100万円を振り替えの場合、130万ポイント(1ポイント=1円)
②ポイントの有効期限なし
③購入した本人以外が使用してもOK
④みらい乗船券は1円単位で利用可能
⑤一度購入すると払い戻しはできない
⑥購入者は残高証明書がもらえる

『みらい乗船券』エントリー用紙

みらい乗船券振り替え書はこちらです。
エントリー用紙は「名前・クルーズ・申し込み番号・預かり代金の全額・一部代金」を記入することになっています。

コロナで旅行業界が大打撃で倒産!?キャンセルから返金までの状況

旅行の取り消しルールがコロナウイルスの影響により普段とは異なっていました。 一部抜粋しておきます。

JTBの取り消し状況

JTBキャンセルチャージ
現在多くの取り消しが発生しております為、 返金手続には数か月以上要すると記載されていました。

日本航空(JAL)の取り消し状況

JALキャンセルチャージ
こちらも窓口は混雑しているようです。回答には一週間ほど時間がかかっているという情報もありました。払い戻しは数ヶ月先になっていました。

日本旅行社の取り消し状況

日本旅行取り消し
払戻し手続きには通常よりお時間を頂戴いたしております。

ピースボートクルーズ

ジャパングレイス 同じように手続きにはかなり時間がかかっているようです。今回の36分割の返金のお知らせがきた母の友人はジャパングレイス社に質問したそうです。回答としては、ピースボートクルーズは事前に船会社にチャーター料を支払っているから安く世界一周できる。そのため、船を動かしていない状態のときは経費があまりかからないんだとか。いまは船会社から船賃を返金してもらっている最中と言われています。船を2隻借りているので手間は2倍かかるのでしょうか。
コロナウイルスにより、どこの旅行会社も返金手続きには通常よりも時間がかかっているのは確かなようです。

みらいチケットは他の会社でも取り扱いはある?倒産を回避できるのか?

JTBの場合

JTB日本最大手のJTB旅行社には『たびたびバンク』という制度がありました。
行きたい旅行が決まってなくても、JTBにお金をいれると利率がついてお得に旅行にいけるんだそうです。申し込みはインターネットかJTBグループ各販売店で行えます。

HISの場合

貯めチャオHISには『貯めチャオ』という制度がありました。付加価値のついたHISのチケットが届くようになっています。ルールを抜粋しておきます。
※旅行用品・土産物などの物品、書籍、外国通貨、保険等ご購入いただけない商品が一部あります。
※本券と他のギフト券との交換または現金とのお引き換えはできません。
※本券には有効期限はございません。
※本券のご利用に際してのつり銭はご容赦願います。
※盗難・紛失または焼失・破損等に対して、当社はその責任を負いません。

申し込みはインターネットかHIS営業所で行えます。銀行に預けているより利率が高いのが特徴です。有効期限がないのでいつか行きたい旅行のために貯めておくことになります。

阪急旅行社の場合

たびだち『たびだち』という制度を展開しています。加入するとこちらも阪急旅行社で使えるお得な旅行券が送られてきます。旅行券は旅行代金の支払いに使えます。
※「旅行券」に有効期限はない。
※旅行券と現金のお引換えはなし。
※盗難・紛失したら自己責任。

プリンセス・クルーズの場合

プリンセスクルーズ
将来のクルーズ旅行に使えるフューチャークルーズクレジットという制度がプリンセスクルーズにはありました。今回のコロナウイルスで旅行を取り消したひとには、お金の払い戻しはせずに、全員次回の船旅に使用できるフューチャークルーズクレジットというものに振り替えて対応しているようです。

銀行に預けているより利率が高いというのが調べた旅行券の特徴です。すぐに旅行に行く予定はないがいつかは行こうと思っているひとが買っていました。「みらい乗船券」という制度自体は怪しくないようです。金券を買うような感覚でとらえていいと思います。

こういう状況なので、他の事業者も同じような取り組みをしているようです。
前払いチケット
コロナという大変な状況なので前払いシステムを活用している会社は多くなってきています。

飲食店の前払いチケットの販売や、ライヴイベントのフューチャーチケットなどがありました。どれも支援者には大幅割引をつけていたので、ピースボートの「みらい乗船券」も同じ理屈なのでしょう。

ピースボートの『みらい乗船券』のメリット・デメリットを公開

調べてみていろんな会社が幅広くやっている制度ということがわかりました。
ピースボートの『みらい乗船券』を解明していきます。
世界地図

みらい乗船券のメリット

①お金を銀行に預けているだけのひと
銀行に預けても利率は微々たるものです。クルーズ券は確実に130%を得られるので利回りが高いので検討の余地はあると思います。

②世界一周をすると決めているひと
将来への約束になるので、自分の決心を固めることができます。日々の生活にハリが出てくるかもしれません。

③売れる可能性がある
みらい乗船券は有効期限なしで、ひとにプレゼントすることも可能というルールです。つまり、yahooオークション、ラクマ、メルカリで高く売れるという証明にもなっています。

④税金対策
税金対策として購入するのもひとつの手でしょう。確定申告の項目は状況によって変わります。

⑤健康なひと
いつでも使えるチケットですので、自分のタイミングがあうときに使用しましょう。健康で5年以内に世界一周したいひとには、とてもオススメのチケットです。

みらい乗船券のデメリット

①体調不良、体力に自信のないひと
体調・体力に自信がないひとは、ドクターストップがかかる可能性もあります。参加できない場合は家族か友人にあげることになってしまいます。

②不安
コロナウイルスが不安。会社が潰れ倒産するか心配。海外旅行が不安…というひとには向いていないと思います。

みらい乗船券についてのまとめ

crousetiket「みらい乗船券」はいつかは世界一周をしようと考えているひとには良い権利だと思います!いまは、コロナウイルスという現代人が誰も迎えたことがない、世界的な脅威と直面した状態です。緊急事態宣言という普通では起こりえない状況にもなっています。JTB、HIS、海外のクルーズ会社も手続き業務に追われていました。こういう自体なので、時間をかけてでも返金しようとしているのでしょう。1.3倍になる「みらい乗船券」という切り札を持ってきたのは未来思考のピースボートならではでしょう。なぜいままでしなかったのでしょう??

母の船仲間S(80代ぐらい)は「36回になるなら、みらい乗船券にして将来の生きがいにするわー!」と言って申し込みしたようです。「そんなすぐ決めるの?会社が倒産したらどうするの?」と思ってしまいました。一、二年コロナの状態が蔓延したらどこの企業も倒産してしまう。経済優先の日本としてはそのままほったらかしにすることはできません。旅行系、飲食系には融資支援を最優先で行うという話もあります。36回返済で生き残ろうという運営意思も少しはわかります。そういうことを理解したうえで申し込みしたそうです。また、みらい乗船券の『残高証明書』という手元に現物があることで少しは安心できるのも申し込んだ理由だそうです。いまは、旅行会社だけでなく他の業種でも前払いシステムを取り入れています。将来旅をすると決めている人には『みらい乗船券』は検討の余地があるのかもしれません。

追記
母の友人宅にジャパングレイスから連絡がありました。
みらい乗船券にしていない残りのお金は36分割返金になっているのですが、担当者曰く2%の金利が付くことが決まったとのこと。

母の友人と電話で話しました。
わたし「2%も金利ついてよかったですね。高利回りじゃないですか」
母の友人S「誠意は感じるよ」
わたし「あとは全額帰ってくるのを待つだけですね」
母の友人S「正直金利はいらないって断ったんだ。でも迷惑かけてるからもらってほしいって」
わたし「断ったんですか?」
母の友人S「金利つけると支払い負債が増えるから、企業が困る期間が長期化すると思うんだよ」
わたし「ジャパングレイスの経営ですか?」
母の友人S「だから若いスタッフたちは給料でてるのか心配。」
わたし「でも先に36分割で返金されるかが心配ですよ笑」
母の友人S「ピースボートには楽しませてもらった。仲間もできたし、青春させてもらった」
わたし「・・・」
母の友人S「いま会社はお金がいるだろうから、応援の意味でみらい乗船券を買ったんだよね。早く安定して旅がでるといいな」

わたし「このやりとりブログに載せてもいいですか」
母の友人S「名前でないならいいけど。どうして?」
わたし「Sさんのような考えのひともいることを残しておきたいんです」
母の友人S「ありがとう」

わたし「スタッフもこの記事を見てくれたらいいなと思いました」
母の友人S「10代の若者には先に返金してあげたいねって書いといてよ」

というやりとりが週末にありました。